ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

稽古見物記

劇団の稽古場日誌がちゃんとあるので、こっちでは控えようと思うのだけど、生活が稽古漬けになると、どうしても稽古の事を書いてしまう。

今日は板橋薔薇之介氏の稽古が面白かった。
「孔雀のように」「激痩せした中尾彬みたいに」「もっと激痩せして!」「BOOWYの曲がかかっているかのように」♪鏡の中のマリオネット、自分の為に踊りな♪
なんて演出つけられて、キリキリなっていた。
その後でカラカラに干からびていた。

劇団の役者ってのは、何回も使われていると、ある時点で出せる手が全て読まれてしまう状態が起きる。
思いっきり追い込まれて、新しい面白い薔薇君が出てくる瞬間を楽しみに、ニヤニヤしながら見ているよ。