ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

柚子かかぼすか悩むとこ

ニットキャップシアターの「柚子かかぼすか悩むとこ」
という、音楽と笑いのイベントを観に行く。
寺町二条のミューズというカフェだ。
コントはいつものように珠玉。
おまけに音楽も。
豊かな夜であった。

自慢させてもらうと、コントにあった、ネパールのネタは半分私の実話なのだ。
本当のネタは・・・

浮世の傷を癒すため、ヒマラヤのトレッキングに出かけた26歳頃のこと。
雄大な自然に、日常のちっぽけな悩みなど吹き飛びそう。
そこで、日本語が堪能なガイドさんに歌われる。

♪22歳になれば少しずつ、臆病者になるわ。なぜか、分かる、あなた~♪

そして、「これってどういう意味ですか?」
と聞かれた。
大変ダークな気分になった。

というお話だ。
そのエッセンスが膨らんで、とても面白いコントになっていた。
でも、笑ってる場合じゃないかもな。