ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

御所で溝にハマる

朝、出勤しようとしたら、自転車の後輪がパンクしていた。

自転車屋へ修理に出して、代車を借りる。

1時間休を取ったので、30分ほど、御所で読書。

新緑が瑞々しく香る中、鳥の声を聴き、しばしのリフレッシュタイム。

本の内容は、武人が活躍するので、自分にも勇気が湧いてくる。

時間が迫ってきたので、代車で職場に向かう。

御所の細道から30cmほどの溝が見えたが、なんだか馬に乗っている気分でそのまま直進。

前輪が溝にはまって、横にバタンと転んだ。

左半身をしたたか打った。

「イタタタ…」としばし動けない。

身体が溝にはまり込んで、通行人からは見えない。

助けを呼ぶこともできず、自力で起き上がりながら自転車を起こし、

再び自転車にまたがって出勤した。

 

肩からてのひらに向けて、痛い。

こんな味わいも、生きている感覚がよみがえって、たまには良いわね。