3年にわたる公演「カレーと村民」公演が終演しました。
吹田メイシアターは緞帳を使ったので、文字通り”幕を下ろし”ました。
3年かけて煮込んだ芝居に、たった3回の稽古で合流した千田訓子さんは脅威の溶け込み力でした。
それどころかスパイスにもなり、お客さんや共演者を刺激してくれました。
楽しかった。
この3年、芝居よりも世の中が変化してきて、日露戦争も過去のものと思えない近さになってしまいました。
「2人の子育てに追われて、テレビもニュースも見れていません」と答えたのに、お客さんが「正直すぎる」とびっくりしていました。
頭でっかちさんよりも、地に足がついた生活をしている作家にこそ、庶民の物語を書けるのかもしれませんね。
ご来場いただいたお客様、劇団の皆さん、共演者始めお世話になった方々、ありがとうございました。
(撮影 脇田友)