ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

妄想コント

5月初めくらいから、京都演劇人を中心に

#これは妄想コントの妄想稽古です

という呟きがちらほら。

「太陽礼拝でウォーミングアップ」とか

「8キロ痩せなきゃいけない」とか

「最後の衣装、アベノマスクが届いた」など

稽古中にありがちなレポや事件がTwitterから伝わってくる。 

 

本日は本番。

500円の入場料を払い、パソコンの前で待ち構えていると

11本のコントが立て続けに上演…

されているはずだけど、映像はない。

内容は20秒の妄想タイムで妄想するしかない。

 

コントの前後に演出の黒川猛さんと制作の丸井重樹さんが、解説や感想を語ってくれるので、何となく自分の妄想とすり合わせる。

フィナーレは、多くの出演者が「ボイコットする」と宣言していた通り、名前が挙がっているキャストのうち、数人しか映像参加していなかった。

そこが一番リアルに実感した。

 

ホンモノが上演できない現状で

芝居の気分にさせてくれる、バカバカしくて、知的で、ファンキーな企画でした。

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