5月初めくらいから、京都演劇人を中心に
#これは妄想コントの妄想稽古です
という呟きがちらほら。
「太陽礼拝でウォーミングアップ」とか
「8キロ痩せなきゃいけない」とか
「最後の衣装、アベノマスクが届いた」など
稽古中にありがちなレポや事件がTwitterから伝わってくる。
本日は本番。
500円の入場料を払い、パソコンの前で待ち構えていると
11本のコントが立て続けに上演…
されているはずだけど、映像はない。
内容は20秒の妄想タイムで妄想するしかない。
コントの前後に演出の黒川猛さんと制作の丸井重樹さんが、解説や感想を語ってくれるので、何となく自分の妄想とすり合わせる。
フィナーレは、多くの出演者が「ボイコットする」と宣言していた通り、名前が挙がっているキャストのうち、数人しか映像参加していなかった。
そこが一番リアルに実感した。
ホンモノが上演できない現状で
芝居の気分にさせてくれる、バカバカしくて、知的で、ファンキーな企画でした。