ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

Swiss army man

映画「Swiss army man」を観る。
無人島で孤独だった男が、漂着した死体に助けられる話。
死体役は、ダニエル・ラドクリフ
ガスを出したり、勃起したり、下ネタも多いけれど
主人公はそれで助かることも多い。

主人公は、死体が次第にかけがえのない友人になる。
死体を背負って命がけで鉄橋を渡り、川に落ちたら助けようと息を送り込んだりする。
死体なのに。
息してないのに。

死体のおならの力で川からジャンプしたシーンは泣きながら笑いがこみ上げた。
下ネタも生きてるってことやんなぁ、と思う。

見終わった後、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を思い出した。
あれも生死の境をさまよいながら、本当か妄想かわからない話だものね。