ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

フォアグラの気持ち

友人達とセンセイで食事。
そのうちの一人は手術を控え、
お医者さんから「太り過ぎないように」とストップをかけられている。

でも彼女は油ものと甘いものが大好物。
お店でも、「ビーフカツ」だの「ウニパスタ」だの「フォアグラ」だのをオーダーしている。

センセイは今、糖分ダイエットの本を書いているそうだけど
彼女には甘い。
「フォアグラがフォアグラ食べるんか。まぁ、手術で取るんやからちょっとぐらいええか」
はははと笑っておられる。

彼女の病気は、糖分が好きらしい。
特に炭水化物は糖に分解されるとか。
タンパク質は良いけれど、炭水化物は危険。
今回なら、パスタはNGだそうだ。

でも一番肝心なのは、気持ち。
不思議なことに、気の持ち方で免疫力が変わるらしい。

そんなに落ち込んでいない彼女の気持ちが、何よりの薬かも。
彼女が喜ぶなら、フォアグラぐらい、許してもいいかも。

いや、あかんあかん!
免疫力が高くなっても、太ったら手術が難しくなるんやもん!