ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

デビュー「お店モデル」

いつも私のファッションチェックをするA嬢。
「今日はエノキダケみたいやな」(白いタートルの時)
兵馬俑に見えるわ」(スヌードを巻いている時)
「チエちゃんしか似合わへん取り合わせやな」(最終的に)

大概辛辣だが、先日着用していたスカートを見て、
「それやったら私にも着れるかな?」と言い出した。
紐で結んでるだけやし、入るんちゃう?

気がつくと、インターネットで私とまったく同じものを注文しようとしている。
「あかんあかん!試着してから!
いろんな生地や柄があるから、Aちゃんに似合うのを選んだらいいやん」

というわけで、お店に再度訪問。
ここのブランドは、締めつけないデザインなので、サイズを気にせず選べる。
そのスカートもしかり。
ワンピースやカーディガン、どれもA嬢に似合う。
「かわいいかわいい、Aちゃん大改造や」
とはしゃいでいると、ショップ店員さんが
「お客様大変お似合いなので、店のブログに写真を掲載させていただけますか?」
と言い出した。

「え?」
戸惑いながらも、
「荷物はマネージャーが持ってきてや」
と指示されて、2階の撮影ポイントへ。
たくさん写真を撮って、チェックして、
”歯が痛い”ポーズに決まりました。

だけどA嬢はそのワンピースを買いませんでした。
脱ぐときに、顔がひっかかったそうです。

こんなところでサイズ問題が・・・
似合ってたのになぁ~。