ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

Library shift!~Hotな公共図書館最前線のCoolな取組みをBeer片手にディスカッション!~

大学図書館問題研究会京都支部主催の京都ワンデイセミナー
『Library shift!~Hotな公共図書館最前線のCoolな取組みをBeer片手にディスカッション!~』
に参加しに、梅田のアサヒ ラボ・ガーデンへ。

常世田良先生(立命館大学文学部教授)による講演。
これまでの世代は上司や上部組織からの命令で食べていけたけれど
もはや、定時に帰宅してビールを飲みながらテレビを見てればよい時代は終わった。

現代は市民1人1人に「自己判断自己責任」が問われる。
町工場が自力で「まいど一号」=人工衛星を作る時代である。

まず必要なのは情報収集能力。
そんな時こそ図書館が役に立てる。

というわけで、ビジネス支援、医療健康情報サービス、法律情報、消費者情報、行政支援、議員への情報提供、市民への行政情報提供、乳幼児・児童の言語能力の育成、青少年の論理的思考能力の促進、学校図書館との連携、被災地への遠隔地の図書館からの情報提供などなど図書館が可能なサービスの紹介をされた。

図書館がきっかけで
自殺を踏みとどまった人、
シャッターの会社を起業した男性
暴力団に勝訴した母親
など、色んな実例も見せてもらった。

”単位面積当たりの来館者はデパートよりも多い”図書館。
高い国民的ニーズを積極的に利用し、総合的な図書館政策を確立するためのブランディングを目指すべし!
という内容だった。

休憩時間は飲み物配布。
アサヒ ラボ・ガーデンよりビールのご提供。
このアサヒラボというところも、民間の図書館、自習スペースのような空間。
講演会をしている横で勉強をしている。

私は(ビールが飲める)という思いがいっぱいで浴衣を着て参加。
勉強中は(なんで着て来てしまったんやろう・・・)と後悔したけれど
浴衣着用サービスで粗品をもらったり、常世田先生ともゆっくりお話ができた。
お土産いっぱいの勉強会でした!