ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

BSC(バランストスコア・カード)

「統計を活用し実行につなぐ」という研修を受けに、大阪大学へ。
データを活用してビジョンを実現するためのバランストスコア・カード(BSC)という方法を学ぶ。

①ビジョンを共有し、
②戦略マップを作成(利用者の観点、業務プロセスの観点、人材と変革の観点)
③実行するために優先的かつ最も重要な方法を検討し
④目標値を明確にする

例えば某図書館で「高いコストパフォーマンスで情報資源とサービスを提供する」という戦略目標を立てたら
評価指数を「電子ジャーナルの支出額」とし
達成目標を「年間のダウンロード単価が5%以内の増加であること」
と定め、
図書館システムから集計する年間支出額を各出版社が提供する全電子ジャーナルタイトルの総ダウンロード数で除して算出する。

ふう。
漢字、多いわね。

例ではもっとエグいデータも使っていた。
この手法は仕事だけじゃなく、個人の目標や旅行など色んな場面で使えるのです。

講師の方はバリバリと語っておられたけれど、これは前職で培った方法なんだとか。
今は「前から好きだった」歴史の研究をしてらっしゃるらしい。

ご自分の人生設計もこのBSCで戦略を練ったのかしら。
家族の説得とか、貯金の額とか。
数値化したんやろな。

このカードに書き込むにしても、まずは現状認識とビジョンが必要なのよね。
BSCを使いこなして、数字を味方につけなきゃね。