ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

初七日、ふたなぬか

告別式が終わって斎場へ行って、初七日を行う。
お坊さんが、お経の後に会館で渡される表を手に解説してくださった。

仏教はインドで生まれてチベット、中国、韓国などを経て日本に渡ってきました。
元になっているのはお釈迦さまの考えですが、色んな国の思想を含んでいきました。

二七日(ふたなぬか)=14日目、
三七日(みなぬか)=21日目、
四七日(よなぬか)=28日目、
五七日(いつなぬか)=35日目、
六七日(むなぬか)=42日目、
七七日(しちしちにち)=49日目又は満中陰。

宗派によっては、七日ごとに魂が戻ってくるとか
裁判を受ける(5回目が閻魔さま)という考え方がありますが、
真宗大谷派は亡くなった瞬間に肉魂が分かれて成仏すると考えています。
だからヨシオさんは今頃痛み苦しみのない、浄土にいらっしゃいます。
この法要を行うかどうかは、皆さんのお考え次第です。

とのこと。
遺族も、ちょっとホッとするわね。
閻魔さまの裁判を受けるなんて、想像しただけでも今から緊張するもの。