ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2012京都・東山花灯路

京都・八坂神社と東山花灯路エリアにて、
平成女鉾清音会の奉納囃子&道中囃子。

直前まで雨が降ったりやんだりだったけど
神様は雨雲を吹いてくださった。
19時半の京都は暖かくて澄んだ空気。

3月18日の観客動員数は今年度最大だったそうで
うれしい人のにぎわい。

舞殿の周りにも人だかり。
平成女鉾について、祇園祭と八坂神社について
楽器セッティング中に観客の皆様へお話するネタを色々用意していったものの、最後はアワアワとなった。
*写真は私達の出番前、舞妓ちゃんの舞踏奉納の様子です。

道中囃子でもフラッシュの花道。
待ち構える人々の顔が楽しそう。
女性の掛け声による祇園囃子は他にはないもの。
改めて自分たちの存在意義を感じる。

囃子は最後に行くほど盛り上がるんだけど、
終点の円山公園しだれ桜付近で最高潮の囃子を奏でている時に
スポットライトの明かりが切れてしまった。

フッと、暗闇。

気がつくと提灯持ちのメンバーが寄ってきて、手元を灯してくれた。
これぞ花灯路!
そしてチームワーク!
ぼんやりと灯された陰影の中、
緩急の激しいリズムと張り切った笛の音でクライマックスとなりました。

足元の悪い中いらしてくださった皆さま、
台車を曳いてくださった皆さま、
八坂神社さま、
京都・東山花灯路関係者の皆様、
遠くで応援していただいた皆様
そして平成女鉾清音会のメンバーへ
ありがとうございました。