ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

川の顔

この辺は、「ごろごろ水」と言って名水の産地。
先日の台風12号でもずいぶん降られたらしい。

川もたくさん水が流れたみたいで大きな木が根こそぎ倒れていたり、道に小川ができていたりした。

それでも被害者はなく、村もこれまで通り営業できているようで
お客さんが減ってしまった以外は、平和にやっておられるそうだ。







川の色はとても澄んでいた。
美しいエメラルドやブルーの色をしている。

案内してくれたT嬢が
「私も見たことがないくらい、ここ何年かで一番きれいです」
と言っていた。


長年積み上げられていた土砂もすっかり流されて
川底の石灰岩が露になっている。
「昔はここが浅くて、橋からざぶんと飛び降りたらたどり着く場所やったのに・・・」
などと教えてもらった場所も、すっかりツルツル。


土砂を貯めたり
水に流したり。

日本の川や人はは四季を経験して
環境に適応するように育ってきたんやね。