ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

思い出百貨店

そう。四条河原町阪急は、8/22に閉店するらしい。
これは、私にとって寂しいニュースだ。

中学から阪急電車で京都の学校に通っていた私にとって
阪急デパートは親しい大人の店だった。
よく地下でパンを買ったわ。
初めて一人で食事をしたのは、78(セブンエイト)の「あかさたな」というラーメン屋。
阪急前は待ち合わせのメッカなのに、吹き抜けのところだけ屋根がなくて、
雨が降ったらみんな往生しました。
大学時代、デートで喧嘩になって、
怒った彼氏がガラスウィンドウを蹴り、バリンと割れて非常ベルが鳴ったこともあったっけ。

いつからかデパート全体がファッションに特化して
パンを買いに立ち寄ることもなくなってしまった。
待ち合わせ場所も、高島屋1階に移動した。

まさか、アパレルがこんなに安くなるとはねぇ。
これも時代の移り変わりでしょうか。
麻のパンツも買ったけど、傘も買った。
包装する前に開げて、骨のつき具合や穴がないか丹念に調べてくれる。
この丁寧さ。
ザッツ百貨店!
店員さん達、誇りを持って、これからもどこかで働いてくださいね。