ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

男の原型

ヘムスロイド村まつりに、黙々と糸ノコで動物を切り出す人がいた。
下書きもないのに、1枚の板からたくさんのネコや馬が出来上がる。
次々に生まれたネコちゃんは、見ているお客さんに配られた。

ヘムの夜は、そこでもらった5匹のネコと1頭の馬でくだんの息子氏と遊びまくった。
いわゆる”ごっこ遊び”。
ネコちゃんと馬で旅をする。
紐で線路を作って、渡り歩く。

だが息子氏、時々ひどく乱暴になる。
馬が「重いよ~」と言ってるのにネコをいくつも乗せてきたり
ネコが会議をしているところに馬を「ひひ~ん!」と乱入させたりする。
この戦い好きは、男の子だからだろうか?

食事中から食後、寝る前まで、”ごっこ遊び”に付き合った。
夜はお母さんと一緒の布団で寝る。
案の定「お母さん、おっぱい。おっぱい」と半泣きでまさぐっていた。
このおっぱい好きは、男の子だからだろうか?
(私は隣のベッドに寝床を作ったので、不意の攻撃は免れました)

一日で男の原型を堪能した。
あぁ男って、小さい時から男なのねぇ。