ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

クリスマスの夢

クリスマスイブなのに、今年はあんまり浮かれていない。
と思うのは、私の周りだけかしら?

なんばを歩いているのは会社員や女性同士が多かった。
図書館は自習生がいっぱい。
町にカップルがあまりはびこっていない。
生協スーパーで、ローストチキンを売っているくらい、かな?

やはり世界的な不況のせいだろうか?
世間が堅実になっているのでしょうか?
クリスマスに夢を見ては、落込む私にとってはありがたい現象だけど。

私は、愛車オパールに日頃のお礼をしようと思った。
自転車のライトをプレゼントするのだ。
ちょうど球切れだしね。

今までに比べて明るさ6倍!
ペダルも軽くなる。
夜、ピカピカになるライト、くださいな。

取り付けてもらっている間に、別のお客さんが来た。
中年サラリーマン。
予約票を見せている。
自転車屋さんが奥から子供用の自転車を出してきた。
変速機付きだ。
サンタクロースのクリスマスプレゼントかなぁ。

こんなクリスマスの風景は、ほほえましい。
あんなのもらったら、子供喜ぶやろなぁ。
私なら、あんまり喜ぶ様子を見たら
「実はサンタじゃなくてわしからやで」と言うてしまうんちゃうかなぁ。
ほんで、子供の夢を壊すんや。
きっとやってしまう。
やっぱりクリスマスは得意じゃない。