ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

浴衣の日

中学からの友人3人、浴衣で集合。
鴨川の床で、飲む。

祇園祭でも花火大会でもない、普通の日に浴衣を着るなんて。
企画を聞いたときはあんまり意義を感じなかったけど
着てみて分かった。

浴衣を着ると、女っぷりが3割増になる。

道を歩くと、360度から視線を感じる。
「おっ浴衣や。ええなぁ」と通りすがりの人に声をかけられる。
道の真ん中で佇んでいても、自転車にチリチリ鳴らされない。
混んだバスに乗っても、人がぎゅうぎゅう押してこない。

(美人て、普段こんなに優遇されてるのかなぁ?)と思った。

お店でうちわをくれた。
Barで1000円割引してくれた。
タクシーが着物割引してくれた。

これは純粋に、着物を着ている人へのサービス
なんだけれども。

お祭じゃなくても、ハレの日にしてくれる浴衣。
せっかく夏だし、ちょくちょく着てもいいかなぁ。