ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

夜道の通り方

大阪のデパート夜9時頃、食堂で隣の席にいた女性の会話。
Bさんは、最近下宿を借りたらしい。
安くて広いなぁと、うらやましいAさん。

A「いくつになっても女性は女性やで。夜道は気をつけや」
B「せやな。」
A「暗い道はあかんで。少々遠くても、明るい道を通りや」
B「分かってる」
A「歩いて帰ったらあかんで。走って帰り」
B「元・陸上部やから大丈夫」

(この時点から、
Aさんはどんどん心配になってきたらしい)

A「いや、やっぱりタクシーに乗り」
B「タクシーに乗るには近いわ」
A「そんなら手前の駅で降りて、タクシーに乗り」
B「お金が高くつくやん」

(わざわざ高い交通費を払うなら、安い下宿を選んだ意味がない)

A「あ!分かった。携帯電話しながら帰り」

(携帯電話をかけながら歩くと、回りへの注意を怠り、
よけいに危険だと警告されているぞ。)
「どうやって安全に帰るか」の会話は、延々と続くのでありました。

もめてる間に、早く帰ればいいのになぁ・・・。