ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大きくなれよ

空心菜”を初めて食べたのはいつだったか。
おそらく中華料理屋で「おススメはありますか?」と聞いたのではないか。
バターとにんにくで炒めたものが出てきた。
その名のとおり芯が空洞で、シャキシャキした歯ごたえ、
ほうれん草よりアクのない緑の野菜。

おいしい!
けど、高い。(一皿1000円くらい)
それに季節が限られている。(その後「今はありません」と言われた事、多数)
それ以来、私にとってはなかなか手の届かない野菜として、君臨していたのだ。

それが、スーパーで見つけた!
空心菜の新芽」
なにこれ?ベイビー?
しかも安い。かいわれ大根並み。

味も、やっぱりかいわれ並み。
わずかに、シャキシャキ感は、あるかな?
これを育てたら、あの緑のに育つかな?
いやいや、ベビーがこの値段で出てきたら、
大人もそのうち手の届く野菜になるに違いない。
あたしゃ、待ってるよ!