先日から、桂小枝さんによく似た人を見かける。
一度目は烏丸通り。
マネージャーのような女性と信号を渡っていた。
二度目は近所のスーパー。
お酒売り場でジーッと商品を見つめていた。
こえぴょんとは、劇団そとばこまち時代、
『冬の絵空』という時代劇で共演したことがある。
私が捜し求めている親のカタキの役だった。
♪しとしとぴっちゃん♪を歌っていた。
大昔であるが、知らない仲ではない。
だが、こんな京都市左京区のスーパーに
いるはずがない
という意識が邪魔をして声をかけることが出来ない。
さりげなく観察しては、(まさかまさか)と打ち消す。
声をかけて人違いなのも恥ずかしいが、
小枝さん本人なのに、私が覚えられていないのも寂しいのだ。