ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

モズのはやにえ

御所近くの事務所で作業をしていると、急にバタバタと音がした。
小鳥が本棚の上にとまっている。

そこから、大捕り物帳。
「電気消して!」
「そっち行った!!」
「傘じゃあかんよ」
「このジャンパー借りていいですか?」
結局、一人が素手で捕まえた。

「きれいな柄してるなぁ」
と、散々観察してから、放鳥。

机に戻ってふと手元を見ると、同じ柄の鳥がいる。
「これや!これ!」と指差したのは、120円切手。
郵政省のHPで検索したら、百舌(もず)でした。
百舌を検索したら、「百舌(もず)の速贄(はやにえ)」という写真が
いっぱい出てきました。
肉食なんです、彼らは。
バッタや蛙やトカゲが枝に突き刺されておりました。
ちょっと、ウゲーとなりました。

翌日、建物の前に、干からびたミミズがありました。
百舌の恩返しかなぁ・・・。