ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

泣かないで

近頃、舘ひろしにシビレる。
正確に言うと、大河ドラマ功名が辻」で舘ひろしが演じる織田信長にシビレる。
あの威厳。
あの狂気。
あの華麗さ。
それらをひっくるめた、あのカリスマ性。
山内一豊や秀吉が明智光秀が、死に物狂いで仕えるのが分かる気がする。

舘ひろしと言えば、思い出す。
「泣かないで」という歌がベストテン入りしていた頃。
舘ひろし一行はコンサートが終了したホールから中継だった。
番組最後の写真撮影で、久米宏が「舘さ~ん!」と呼びかけ、
急にカメラがオンエアした。
打ち上げの途中だったらしく、「えぅ~~い?」と酔っ払いの舘さんが映った。
その後すぐ顔を作って、「何ですか?」と答えていた。
あの時子ども心に、大人の汚い一面を見たような気がした。
それ以来彼とは距離を置いていた。

でも、今更ながら魅力を再認識した。
今ならあの姿を見ても、カワイイ、と思えそう。
♪泣かないで~♪と歌われたら泣いてしまいそう。
私も大人になったのね。