ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

圧倒的に間違っています

『虹のカマドウマ』の場当たり。
特殊な舞台セットは、自分の段取りの感覚を狂わせる。

袖に駆け込んで、「ドレス取って~!!」
と、声なき声を上げた。
そこにいたのは井口氏。
「え?何ですか?」
「ドレス、そこのドレス!」
井口氏すかさず高原嬢に伝達してくれた。
高原嬢が急いで持ってきてくれたのは
ビールがいっぱい詰まったビールケース。

そうそう、これをぶら下げてパーティー行かなあかん、って、何でやね~ん!!!

ここ、ドレスやん。
これ、ケースやん。

後で考えるとおかしくって
もう、ここでは高原嬢にいいと思うものを持って来てもらうことに決めた。