ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

熱いトタン屋根の猫

昨日の通しを見た一平ちゃんに「ひめさんの役は男ですか?」
と聞かれた。
(やっぱりダウンタウンの松ちゃん色を出しすぎたかなぁ。もうちょっとガールになろう・・・)と反省して、『ハウルの動く城』をレンタルしに行った。

でも『ハウル・・・』DVDはまだ発売されておらず、代わりに『熱いトタン屋根の猫』を借りた。
これもテネシー・ウィリアムズの作品だ。
題名がかわいいし、エリザベス・テイラーポール・ニューマンとくれば、さぞかしキュートな作品なんだろう。

・・・と思ってみたら、ドロドロ家族のヒューマンドラマだった。
エリザベス・テイラーが、美しいとか関係なく、ヒステリーなおばちゃんになっていた。
最終的にはいい話で、涙がちょちょ切れたんですけどね。
やっぱりテネシー・ウィリアムズを演じるには人間臭くならないとあかんなぁ、という結論に達したのでした。