ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祇園祭の謎をとく

京都アスニーに『祇園祭の謎を解く』という講演を聴きに行った。

・鬼が角をつけて虎のパンツをはいているのは、丑寅(うしとら)の方角が鬼門だったからだ。
南座の東にある目やみ地蔵は、もとは雨やみ地蔵だったのだ。
・昔は名前を知られると、相手の自由にされるという考えがあり、親しい人以外に名を明かさなかった。紫式部清少納言も、藤原道綱の母も個人名ではない。

講師の先生は民俗学の研究もされているようで、話があっちこっちへ脱線した。
色々勉強になったけどね。
(どれが『祇園祭の謎』じゃろ?)
と、ますます謎の深まった講演でした。