猫猫寺の地下に続く階段を降りると、見事な展示が陳列されていました。
これは、徳猫家康(とくにゃわいえやす)の鎧兜。
猫サイズ。ひげが生えている。
「猫の一生は自由を喜びて楽しき道を行くがごとし。急ぐべからず」という名言を残したらしい。
猫国時代には、猫判(ねこばん)が流通していたとか。
猫九年合戦の絵巻物も残されている。
肉球の槍でくすぐられている猫、ちょっと嬉しそう。
これは黒塗漆肉球兜。
織田信猫(おだのぶにゃが)さんの肖像画。
猫狭間の戦いで「猫生、夢幻の如くなり」と家臣を前に舞を披露したそうです。
著作権は切れているので良いのでしょう。
猫若丸の錦絵もありました。
麿眉なのかブチなのか。
武田猫玄(たけだにゃんげん)の鎧兜
「風林猫山」の意味は、「攻める時には風のように早く、準備をするには林のように静かに備え、全ての猫民を幸せに導くには猫(ニャー・愛と調和)を羅針盤とし、愛する猫民を守り抜くには山のようにどっしりと構える」とされています。
だんだん猫国武将展の意味が分かってきました。
直江猫続さんの鎧兜。
「猫」はニャー、愛と調和という意味なのね!
何やねんと突っ込みながら見ていたけれど、本格的な造りに段々惹き込まれました。
猫の精神を学び、人間も平和に暮らさニャーいかん、と思い至ったのでした。