ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

魚説教

狂言を習っている友人の「かぶら会」を観に、金剛能楽堂へ。

今回は、双子姉妹で「魚説教」

漁師から出家したてのお坊さんが、お経を頼まれ、魚づくしの経を読む。

 

サワラ=さらば、

烏賊にも=いかにも、

鱸にすすけたる=すすきにすすけたる

生だこ=なまんだぶ、と、シャレの連続。

 

熨斗て=のして、

という言葉もあった。

熨斗は昔、あわび貝を薄くのして干したものだったらしい。

海の生き物だから魚に組み込まれているのね。

シャレもかみ締めると、味わい深いだす~。

f:id:himechiz:20190919140921j:plain