ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お寺で四重奏団

Zwei Mal Zwei(ツヴァイマルツヴァイ)という、弦楽四重奏団の演奏を聴きに、誓願寺本堂へ。
日本センチュリー交響楽団コンサートマスター
名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター
京都市交響楽団
大阪フィルハーモニー交響楽団など
4人が異なるオーケストラのお歴々の方々。

お寺に弦楽の音は優しく響く。
はえ~。気持ちいいなぁ、と思っていたら
P.ヒンデミットの<ミニマックス:軍楽隊のためのレパートリー>はびっくりした。

パロディーなんだって。
不協和音になってジロリとにらまれたり
一人がうっとり弾きだして、他の人が唖然としたり、
二人がうっとり脱線したり
バイオリンがキーキー鳴らす楽章があったり
アウトになるギリギリの線を演奏する。

そんじょそこらの上手だと、生理的に無理な芸当。
とびきり上手じゃないと弾けない境地なんだろうなぁ。
中には耳をふさいでいる人もいました。

クラシックでもふざけた曲があるのねぇ。
仏様も思わず笑っちゃうよねぇ。