ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ホテルで出囃子

本日は、某ホテルにて、出張囃子。
250人のお客様×2回のステージ。

祇園囃子は神様に聴いていただく囃子なので、
お酒の席は、なるべくお断りしてきたのだけど
市長さんの到着が遅れるなどもろもろの事情で、乾杯後10分くらいで披露させていただくことになった。

ザワザワと飲食されているお客様方が、途中から静かに集中している様子がこちらにも感じられる。
曲が終わるごとに、パラパラと拍手が増えていく。
「竹・流し」が終わるとどよめきが沸き起こる。
舞台上も客席も一体となって、「若三遍」がどんどんスピードと迫力を増す。
囃子が終わった後、なんだかすごい拍手をいただきました。

その後も「よかったよ」「あんなにバラエティがあるのね」「私も入会したい」など、たくさん反響をいただきました。
ご依頼いただいた方からも「こんなに素晴らしいゲストは初めてだ」と言っていただけました。

私達の囃子は、人様にも喜んでいただけるのだなぁ、ととても自信を持てる機会になりました。