ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

フラメンコ道

友人Mのフラメンコ発表会へ。
今回、彼女は踊りじゃなく、ギターに挑戦。

フラメンコギターって、ジャランとかき鳴らすのと、細かい旋律を奏でる奏法があるのね。
ピックも持たず、親指の爪を伸ばしている人が多い。
親指だけきれいにマニキュアをしている男性もいる。

生徒が一生懸命左手を見ながら演奏しているのを見ると
先生がダンサーを凝視しながら弾いていることが、「すごいんやな」と納得できる。

出演している生徒さん、得意な部分と不得意な部分が分かりやすい。
M嬢は、リズムを乱すことなく、どの部分もムラなく奏でていた。
それだけでも彼女の努力が伝わってきた。

フラメンコの世界、ダンスにギターにハレオにカンテに・・・。
いやその前に、スペイン語にスペイン人の気質に、リズム感に・・・。
はまりだすと、どこまでも極めていけるんやろな。
「華道」「茶道」「合気道」みたいに、「フラメンコ道」と名づけたい。
道を極める女、素敵だと思います。