ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

見世物大博覧会

大阪、吹田の万博記念公園にある民族学博物館へ。
今の特別展は「見世物大博覧会」

見世物小屋のポスターや映像、細工物、人形や動物の剥製等の展示。
ハシゴの上で曲芸をする軽業とか、サーカスもあるけれど
金魚や海中時計や電球を飲み込む人間ポンプの映像が流されたり
カニ男のポスターや人魚の剥製など、おどろおどろしい素材も。
まぁ実物ではなく写真が多いので、随分薄められているけれども。

見世物を説明する語りのタイプ(ベタベタ調、泣き調)の分析、おもしろかった。
最後は寺山修二で締められていた。

見世物小屋って、八坂神社にもちょっと前まで来ていたなぁ。
怖すぎて近寄れなかったけど、
あの方達の商売として、色んな技が凝らされていたのね。

ショバ代も、神社に払われていたんやろなぁ。
境内って、神聖なところもあれば毒々しいところもある。
昔は不思議な場所やったなぁ。