ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

おっちゃんのお見舞い

伯父のお見舞いに徳島へ。
家でふっと倒れてから、意識が戻らないとか。

そんな時こそ、色んな声で呼びかけなくちゃ。
今頃、魂がフワフワしてるかもしれない。
珍しい顔を見せると地上に戻ってくれるかも。

伯母の話によると、身体の具合は日々良くなっているそうだ。
酸素の管も外れて
手足のはれも引いてきたとか。

ベッドで寝ている伯父に会った。
薄目を開けて、口をモゴモゴしてくれた。
「ありがとう」と言ってくれているみたい。

伯母が
「お父さん、大好きな千栄ちゃんが来てくれとうよ。
 千栄ちゃん、今度結婚しよるんよ。お父さんと一緒に結婚式行くんじょ」
と伯父の耳元で言う。

「そんな嘘は伯父さんのみならず、私にもプレッシャーになります」
と笑った。

そう、ここの夫婦は、会ったらいつも私の結婚を心配してくれるのだったなぁ。