同僚がじっとしていた。
「具合が悪いの?」と聞くと
「気持ちが悪い」という。
「別室で休んどいたら?」と言っても動かない。
「大丈夫?」と顔を覗き込むと
「私、どうしたらいい?」と聞いた。
これは大変と、動くのを手伝おうとしたら、
「無理無理」と言われた。
そこから「お医者様はいらっしゃいませんか?」と走り回り
救急室に連絡し
通りがかりのお医者様に付き添っていただき
救急車を呼び
点滴を打つ間、待合室で待機すること5時間。
めまいがひどいらしく、まだフラフラしている。
頭は問題がないので、耳鼻科の受診を勧められていた。
大事に至らなくて良かった。
関係ないけど
救急車の中で、救急隊員の方に「住所は?」と聞かれ
「”弁慶”の”慶”です」などと説明する彼女を見て
京都のややこしい住所はこういう時大変やなぁ、と実感しました。