住んでいるマンションの一室が売りに出され、
オープンハウスをしていたので、友人を誘って見学。
同じマンションでも階や間取りで、景色も違うのねぇ~。
へぇ~。へぇ~。
と、興味津々でクローゼットを開けたりお風呂場をのぞいたりするのは私だけ。
友人は、「バス通りがうるさくないですか?」
など、警戒している。
彼女は家を探し中なのだけど、実際に物件を見に行くのは初めてなのだ。
一度不動産屋さんへ行き、話合い。
「これ以上の条件はこれから先、ほとんど出ません」
と、無性に押されている。
彼女の母上も
「交通の便がいいのに越したことないわ」
と、賛成のようだ。
「あなたの友達のチエちゃんもいるから、安心だしねぇ」
その発言を聴いた途端、私の頭にずしんと重いものが乗っかった。
いや・・・私・・・、あの、関係ないですから。
彼女が同じマンションに住んだ場合の想像が現実的になって
色々面倒くさそうなシミュレーションが繰り広げられる。
「も、もうちょっと他の物件見た方がいいんちゃう?」
思わず勧めてしまった。
結局他に2軒、見に行った。
来週も一緒に見に行く約束をしてしまった。
あ~なんやろ、この展開。
そして複雑な、私の乙女ゴコロ。
写真は、西北方面の京都の町並です。