ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

井戸犬

いつも稽古前に汲みに行く、染井の井戸。
今日は珍しく誰も並んでいない。
と思ったら、犬が来た。

狼みたいにでっかい。
だが年寄りらしく、ふらついている。
毛並みもバサバサ。
首輪をしている。
鎖はついていない。

警戒しつつ、無視していたが、
井戸に近づいてきた。
私にひるまず、手水の水を飲み始めた。

ひえ~

私はこれまでこの溜まり水で、手やペットボトルを洗っていたのだ。
犬が舌をつけていたとは・・・!

しかも、ちょっと舐めただけで、去っていった。
どんだけ贅沢な犬やね~ん!

いやたぶん、ここの神社の飼い犬やろうけどね。
それにしても犬!自由すぎるで!