上賀茂に住む友人が、「初物やで」と、すぐきをくれた。
すぐきとは、京野菜のひとつ、
カブの変種の漬物である。
元の野菜は”酢茎菜”と書くらしい。
乳酸菌で発酵させるので、ほのかに酸っぱい。
添加物や味付けはしない、とのこと。
ピンクのカブはたくあんのように1/4輪切り、
茎はみじん切りする。
これが好きな人は漬物通だと思う。
私も今回、ホカホカのご飯と食べて、初めて(おいしい)と思い、
大人の仲間入りを実感した。
だが一株は多すぎるので、茎を炒めてピラフにした。
みじん切りがつながっているのを見て、
まだ半人前だと実感した。