ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

水没した記憶の復元法

知合いが年末にインドネシアアチェ州に行ったそうだ。
津波で水没した本や台帳の救出と修復をしたんだって。
その報告を聞きに行った。

どデカいタンカーが家を飛び越え
何キロも内陸に運ばれていたり、
現場は会議室の想像を
はるかに超えますな。

濡れた紙資料は、
できるだけ早く凍結させるのが良いそうだ。
凍ると乾燥するんだって。
カビも防げるしね。

現地では、魚の冷凍庫に土地台帳を入れていた。
そこから取り出し、泥汚れなんかを落としていた。
その後、日本の真空凍結乾燥機が到着したみたいだけれど。

大事なものは冷蔵庫へ、ですな。
それでも冷凍庫開けて本が入ってたら、ギョッとするやろうけどね。