ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京の湯

稽古から帰って、閉店間際の銭湯に駆け込む。
サブ~ンとつかって冷え切った身と心をほぐす。
手足の指先がジーンとして血が通いだす。
は~、やっぱり家のお風呂とは温まり方が違うわ。

東京の本番中も銭湯に行ったけど、ゆっくりつかれなかった。
お湯が熱すぎるのだ。
江戸っ子の湯は合わねぇな。

その時、ハッと気がついた。
タオル類を一切忘れた。
上がったらどうすんの?私?!

1.濡れねずみで帰る。
2.乾くまで裸で待つ。
3.番台まで借りに行く。