京都、嵯峨嵐山からタクシーに乗って清滝へ。
気温が数度涼しい。
清滝テラは、ギャラリーだ。
壷からカメレオンの顔や手足が伸びていて、「なんやこれは?!」と言っていると
「骨壷です」と、作家さん。
自分用の骨壷を、生前から部屋に飾っておく。
置いておくことで、死をいつも意識できる。
と、おっしゃる。
焼き物の他に、版画もいっぱい。
鳥や虫、花、動物。
オオサンショウウオもかわいい。
「花は、全身のエネルギーを天に向かって発している。
沈んでいる時に見ると、とっても元気になる」
とおっしゃる。
江崎満さん。
ちょっとしたお話にも哲学がある。
完全を目指すのではなく、竿の先、五寸を目指す。
あれ何ていう言葉だったかなぁ?
絵を描き始めたのは、ご自分のお子さんがきっかけだとか。
一言一言が濃いけれど、絵はポップな色合いで、どこかしらユニーク。
欲しくなったけれど、あの骨壺、お墓には入らない大きさやなぁ。