A級Missingの『或いは魂の止まり木』を観に、伊丹AI・HALLへ。
空っぽになる家。
と、家族の記憶。
成人した子供たちと再婚するお母さん。
実家からそれぞれ巣立っていく、という点が
私のリアルタイムに同期。
舞台の上に吊り下げられた、カナリアのいない鳥かごが象徴的だった。
亡くなったお兄さんも、遺されたお嫁さんも、失踪したお父さんも、そのパートナーも、新しいお父さんも。
みんなで食卓を囲めたらいいな、という長女の妄想の絵に、心が動いた。
家族の形は永遠ではなく、
増えたり、減ったり
結びついたり、散り散りになったり。
或いは魂の止まり木みたいなものかもしれませんね。