ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大文字の残り福

平成女鉾清音会の稽古に行くと、
大文字の消し炭が「皆さんでどうぞ」と供せられていた。
京都では送り火の後に残った消し炭を半紙で包み水引を結んで、
玄関等に備えて無病息災を願う風習がある。
今年の大文字ハイクの帰り道にも、軒先に飾ってあるお宅を見つけたっけ。
メンバーは送り火のあった8/16の深夜、大文字山に登って戴いてきたらしい。

大文字の消し炭は、魔除け厄除けになる他、
粉にして飲むと、病封じにもなるという言い伝えがあるとか。

セシウムが検出された方の松じゃ、その辺微妙やったやろなぁ・・・。