ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

想像妊娠

最近の朝は、湯たんぽと一緒だ。
まずベッドの中で、足元にある湯たんぽを引き寄せる。
夜に入れた100度のお湯が、朝になるとちょうど良いくらいになっている。
体温よりちょっと温かいくらいだろうか。
鳩尾(みぞおち)の辺りに抱きかかえるとと、汗をかくくらい温まる。

グズグズ服を選ぶ時は、膝の上。
朝ごはんを用意する時は、片手に抱えながら。

チャッポンチャッポンとお湯が揺れる様子を感じていると
(これって、妊娠状態と一緒ちゃうか)
と思いだした。

妊婦さんは、冬に冷えないらしい。
チャッポンチャッポンと羊水を内蔵しているもんね。
何て便利なのだ。
低温やけどの心配もいらないし。

私の場合は、最後に
湯たんぽのお湯を食器洗いに使う。
ここで想像妊娠タイムは終わりである。