ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

表現のゲイジツ

「墓穴」の最終通し稽古。
キヨピーお手製のおにぎりをいただいた。

その後、稽古場近所のお好み焼き屋で飲み会。

DJのキヨピー
役者の坂口修一氏
デザイナーのチャーハン・ラモーン氏
で、表現について語っているのが面白かった。

キヨピーは言葉で伝えるお仕事として
日常に起こったことや自分の考えなど
毎日、ラジオでで表現しておられる。

「すごいことですね~」と言ったら
「こんなん誰でもてきんねん。ぱっと浮かんだことをしゃべってるねんもん。
でも芸術って、突き詰めて作って行くやろ?
そういうところがすごいわ」
とおっしゃる。

坂口氏「僕は全部伝えたくて、ついつい話が長くなってしまう。台詞が決められてるから訓練ができてへんのやな~」

チャーハン氏は
「いや、感じたことを素直に表現できる境地は、どんな分野でも憧れですよ」
と言っていた。

アウトプットする人達が称え合う姿は美しいなぁ。
おにぎりとお話でお腹がいっぱいになりました。