ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

鬼がこわい

甥っ子(2歳)は、NY育ちのくせに、鬼を怖がる。

テレビを見ていて、アニメの鬼が登場すると、
おばあちゃんの足にしがみついて「おしまいにする」という。

お寺の仁王像がまともに見られない。
「おしまいにする」と言って、帰りたがる。

子育てアプリに「鬼から電話」というのもあるらしい。
きっと、甥っ子には効くと思う。

ただ、私の知っている民俗学的知識では
「鬼」は「外国人」なのだ。
山奥や島で出会った
赤くて
背が高くて
鼻が高くて
髭が濃い異国人を見て、
昔の日本人が(こんな顔に出会った)と話したのが始まりのはずなのだ。

NYにはそんな外国人、たくさんいるんとちゃうかな?
なんでそんなに怖がるかな?