ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お隣さん

ここに住んで4年くらいになるけど、
お隣さんのことを実はよく知らない。

時々見かける、上品そうな老婦人。
あの方の一人暮らしだろうと想像している。

さっきも玄関先ですれ違った。
立ち止まって挨拶を交わした。
遠い親戚より近くの他人と言うしなぁ。

そうだ!おいしいりんごをおすそ分けしよう!
思い切ってピンポンしてみた。

「あの、隣に住む日詰ですけど、
りんごお嫌いじゃなければいかがですか?」

ご婦人は
「あら、ありがとうございます。
家の者に渡しておきます。」
とおっしゃる。

「・・・え?」

「私、ここの者じゃないんです。
たまに手伝いに来るだけで」

お隣さんの謎が深まってしまった
どんな人が住んでいるのかしら?

写真は隣の・・・ではなく、
二条のお城。

いざという時、助け合えるかなぁ?
余計に不安になってしまったよ。