ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

正月のバタバタ

一年最後の大イベント、紅白歌合戦の観戦大会。
仲間由紀恵の名司会に舌を巻き、
藤あやこの歌にむせび泣いていると、実家で年越し中の家族から電話。

「お姉ちゃん、落ち着いて聞いてや。
お父さんが具合が悪くなった。今から救急車で京都の病院に行く。」

えぇぇ?!
まぁでも、こっちに向かっているんだからとりあえず私は待つのみ。

次に、救急車の母から電話。
「千栄ちゃん、家のガス止めたかどうか自信ない。今すぐ見に行ってくれへん?」

はぁぁ?!
というわけで、鍋も客人達も紅白もうっちゃって実家へ。
阪急電車とバスを乗り継いで1時間。
行く道々、使命に対する空しさと戦う。
救急車までは仕方ない。
だがなぜ敢えて、私は反対方向に向かっているのか。
初詣客に紛れて、考えるな、考えるなと考えながら、悶々。
決めた。今年のテーマは「大変な時こそ、落ち着け」だ!

実家に入ると案の定、ガスは止めてあった。
TVをつけるとaikoが歌っていた。
そのまま紅白を見たい気持ちを押さえつつ、京都へVターン。

おかげさまで父は大事には至りませんでした。
家の観戦大会は紅組が勝利したそうです。
こんな年明けですが、どうぞ今年もよろしくお願いします。