ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

異邦人

眠る前は笑っているのに、起きると眉間にしわが刻まれている。

枕でつけられたみたいな、
くっきりした縦ジワ。
なぜだろう。
悪夢にうなされているのか。
寒いからなのか。

今日は魚灯の「異邦人」を観に、アトリエ劇研へ。
眉間に皺を寄せた女性達の話だった。
深刻な問題に真面目に取り組んでいて、
なおかつドライに描かれていた。

隣にいた上田友子嬢が、的確なところで笑っていた。
本当に良くできたお芝居だった。
京都の演劇は、ハズレがないわ~。