ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

味の継承

今年も学園祭の時期がやってきた。

学生が「模擬店のたい焼き買ってください」とやってきた。

「じゃあ」と、同僚の分と大人買い
「3時に持ってきてね」

持ってきたたい焼きをひと口食べた途端

「カ・・カタイ!!」

皮がカチンカチンだ。

そう言えば何年か前に食べたたい焼きも、こんな固さだった。
粉の配合を間違えている。
このクラブには、この間違ったレシピが先輩から後輩へ受け継がれているに違いない。

誰か、ここに疑問を挟む者はいないのか~?!
革命を起こす者が出ないバド部に、先行きの不安を感じた。

そして懲りずに頼む私も、(学んでないなぁ)と反省した。