ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2022M-1と鎌倉殿の最終回

12/18(日)は、「M-1グランプリ」と「大河ドラマの最終回」と「FIFAの決勝戦」という、テレビ花盛りの夜だった。

映画の上映会や打上げで遅くなったけれど

録画して、テレビの前で正座して観るつもりだった。

 

帰宅して、SNSで映画の感想を読んだり、御礼を書いたりしていると、スマホにYahoo Newsが飛び込んできた。

M-1、ウェストランドが優勝」

・・・ガックリ。知りたくなかった。

M-1を見るのはやめて、『鎌倉殿の13人』を視聴。

出演者が「台本を読んでびっくりした」という北条義時の最期は、ネタバレする前に何とか視聴できた。

そして最終回に衝撃を受けすぎて、犯人を予言した友人に、夜中にLINEしてしまった。

 

で翌日、優勝組は分かった上でM-1も観た。

ウエストランドは悪口を畳みかけるスタイル。

生放送でM-1にも悪態をついていた。

最終3組はどれも面白かったけれど、力が拮抗していると、M-1の悪口を言う漫才に投票したくなる、審査員の気持ちもわからいではない。

できれば優勝が決まった後に「お母さん」って泣きながら電話してほしかった。

そこまでしての、ネタよねぇ。

 

でも毒舌漫才って、虐げられた人が妬みをエネルギーにしてできると思うのよねぇ。

その人がチャンピオンになってしまったら、悪口を言う相手がいなくなる、

というか、強者が弱者をいじめる構図にならへんか?

チャンピオンになれば色んな人にお世話になるだろうし、人間関係の都合上、毒舌吐くのも憚られるんじゃあるまいか?

岡崎体育さんの時にも思ったけど、そういう芸風の芸人がどう生き残っていくのか、

それも合わせて今後、見ていくことにしよう。