ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

超進化論

先週と今週のNHKスペシャル「超進化論」を観て、植物や昆虫の生態に打たれる。

彼らの生き様の機能的なこと!

 

まずは第一週「植物」

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植物達は静かにのんびり生きているわけではなかった!

虫に食われた!とか、大木が倒れた!とか

色んな情報を共有して、

・毒素を出したり

・植物仲間や虫や鳥にメッセージを送ったり

・菌糸と地下ネットワークを形成して

世界とにぎやかにコミュニケーションしている事が分かった。

少しでも多く光を集めようと競争するばかりではなく、周りと協力関係を築いている事を知った。

テントウムシだって、目が悪いのに、植物からメッセージを受け取ったら一目散に飛来して、アブラムシを食べるのよ。

めっちゃヒーローやん💛

 

第2週は「昆虫」

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サナギの間に完全変態する様子や飛ぶ機構もすごいけど

何より驚いたのは、アリの大集団社会に、別の昆虫が居候してたってこと!

働き者のアリたち。完璧な一族生活じゃなかったんや…。

例えばシロオビアリツカコオロギは、アリに蜜をもらうだけの、片利共生

なんて多様な…そして協力的な姿でせう。

 

人間は一種しかいないのに、爆弾を落として戦って。

なんて無駄な生き方をしているのだろう。

多種多様につながって助け合って、地球を守れないものか。

それとも、人間だけ早く滅んだ方がいいのかしら。